犬の雑学/その六(ウェルシュ・コーギー種)。

2010年10月21日

 蒼天 at 20:05 | Comments(0)
〇牧場の働き者。



原産地はイギリス。
ウェールズ地域で牧畜犬として活躍していました。

今でも牧場で働く犬がたくさんいますが、日本でも人気のある犬種のひとつです。


正確には「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」といい、胴長短足が特徴で耳が立っていて、風貌は少しキツネに似ています。

尻尾が短く、中には尻尾のないタイプも見かけますが、もともと尻尾がない訳ではなく、[断尾]されたものです。


これは牧畜犬として働いていた時に、牛の群れに入り込んで尻尾を踏みつけられる事がないように切っていた事から、断尾する習慣が残っているといわれています。

コーギーというと、「尻尾が短い/若しくは無い犬種」という認識が強いせいか、日本でも今だに断尾するケースが少なくないようですが、断尾は動物愛護の観点からも見直す傾向があり、実際に禁止されている国もあります。

日本のペットショップに並ぶコーギーの多くは、尻尾が短い状態ですが、本来はキツネの様なふさふさした尻尾があるのです。




コーギーにはもう一種類、「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」というタイプがいて、カーディガンにはふさふさした立派な尻尾があります。

コーギーはとても賢くて物覚えがよく、好奇心旺盛で飼い主に従順です。

勇敢な一面もあって、たとえ自分より大きな相手でも、怯まずに立ち向かっていく事があります。

ただし、警戒心が強く吠えやすい面も・・・・・。


元々牧場で走り回っていたような犬種なので、運動は不可欠です。

よく食べるので太りやすい性質があるうえに短足なので、太りすぎるとお腹を引きずってしまいますから、飼い主がキチンと食事管理をしてあげましょう。



イギリスでは古くから王室で愛されている事が知られています。

昔の例では、ヘンリー二世がペットとして飼育していましたし、現在ではエリザベス女王もコーギーを可愛がっているそうです。





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