犬の雑学/その弐(プードル種)。
2010年10月17日
蒼天 at 21:35 | Comments(0)
〇プードルは、元々「猟犬」だった!?
お洒落な犬…というイメージが強いのが、プードルではないでしょうか。
ふさふさした巻き毛を、いろんな形にカットしたスタイルがお馴染みです。
顔や脚/尻尾の毛を短く刈り込み、脚先と尻尾の先端だけ丸く刈り残した[トリミング・カット]は、プードル独特ともいえる姿です。
最近は、体高30センチ程度で小型犬種の[トイプードル]が大人気。
カールした毛並みと愛らしい姿が「まるで動くぬいぐるみの様だ」と、若い女性の間で人気を呼んでいるようです。
お洒落な犬…というイメージが強いのが、プードルではないでしょうか。
ふさふさした巻き毛を、いろんな形にカットしたスタイルがお馴染みです。
顔や脚/尻尾の毛を短く刈り込み、脚先と尻尾の先端だけ丸く刈り残した[トリミング・カット]は、プードル独特ともいえる姿です。
最近は、体高30センチ程度で小型犬種の[トイプードル]が大人気。
カールした毛並みと愛らしい姿が「まるで動くぬいぐるみの様だ」と、若い女性の間で人気を呼んでいるようです。
愛らしい姿をしていますが、元々は水辺の猟を得意としていた狩猟犬で、欧州各地で飼育されていました。
人間と一緒に水辺の狩りに出かけ、人間が仕留めた水鳥を拾って持ち帰る役割を担っていました。
十六世紀頃から、フランスの上流階級で愛玩犬として注目されるようになったそうで、その結果、小型化されて[ミニチュア・プードル]が誕生。
十八世紀/ルイ十六世の時代には、更に小型化された[トイプードル]も登場しました。
独特のトリミングスタイルは、元々はファッションの為…というより、狩猟犬として水辺で仕事をする為に施されたものでした。
水に入る時、邪魔になる毛を刈り取った訳ですが、寒い時期、冷たい水から心臓や関節部分を護る為に、わざと一部だけ毛を残していたものです。
プードルの毛は硬くカールしているので、トリミングしていなくても、時々カットが必要です。
水辺の狩猟に出かける事もなくなったので、顔や脚の毛をカットする必要はありませんが、衛生面を考慮すると、顔やお尻など、汚れやすい部位のカットは効果的です。
毛が絡んで密集している為、皮膚病にならないよう飼い主のケアが肝要です。
特に目の回りは涙で汚れると茶色く涙やけになる事がありますので、涙が出た時には、小まめに顔を拭いてあげましょう。
プードルは一般的に服従性があって遊び好きです。
もとが水猟犬だったので、行動や仕草も活発ですから、運動も欠かせません。
賢くて性格も穏やかなので、飼いやすい犬種の一つに挙げられます。