犬の雑学/その壱(チワワ)。

2010年10月16日

 蒼天 at 20:40 | Comments(0)
〇甘えん坊…だけど、意外に勝ち気な性格。


体長約20センチの世界最小犬種で小型犬の代表格が[チワワ]です。

体の高さは約12センチ、体重も3キロ程しかありません。

小さな体につぶらな瞳が愛らしく、愛玩犬として大変人気があり、原産国のメキシコでは、「神の犬」と呼ばれています。


チワワのルーツについては諸説あり、真相は不明です。

中国原産の小型犬がルーツだという説もありますが、古代メキシコの地名[テチチ]に棲息していた小さな犬が家畜化されたもの・・・・という説が有力です。


当時、テチチは宗教的な役割を担っていたのではないか…といわれています。

先住民の墓から、一緒に埋葬されたテチチの骨が発見されており、「人と一緒に葬ると、悪霊から護ってくれる」と信じられていたようです。




この[チワワ]という犬種名は、初めてアメリカにこの犬を輸出したメキシコの都市に因んでいるそうです。

輸出されたのは19世紀の事で、その後アメリカで改良されて、現在のような姿になりました。

チワワの特徴は大きな瞳の他に、大きな耳/丸みを帯びた頭部の形などが挙げられますが、特に、丸い頭部の形は[アップルヘッド]と呼ばれています。

長毛の「ロングコート・タイプ」と、短毛の「スムースコート・タイプ」があり、その起源種といわれるテチチは、ロングヘアーだったようです。


人と遊ぶのが大好きですが、愛らしい顔立ちに似合わず勇敢で活発・・・・小さい体なのに、自分より大きな犬にも怯まず立ち向かう事もあるようです。

コロンブスの遺した記録には、チワワに関する記述が発見され、その中には、[吠えない犬]という特徴が挙げられているようです…が、現在ではよく吠えるチワワもいますから、「ペット化されて縄張り意識が強くなった為ではないか」と考えられています。


やや神経質な仕草がありますが、これは小型犬によくみられる性質です。

飼い主が気にすると、ますますエスカレートしがちなので、おおらかに育てるといいでしょう。


小さくて軽いので、ついつい飼い主が抱っこしてしまいますが、赤ちゃんと同じく、抱いてばかりいると「抱き癖」がついてしまい、我が儘な性格になるので気をつけてください。


体が小さい分、運動量は他の犬と比べて少なめで大丈夫ですから、室内でも飼いやすいといえます。

チワワはよく震えていますが、なぜ震えているのか・・・・については、実はよくわかっていません。

ただ、寒さに弱いのは確かですから、寒い季節は部屋の暖房にも気を配ってください。




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