家族(群れ)の中で「最下位」と教えるべき。

2010年10月09日

 蒼天 at 20:40 | Comments(0)
家族の一員に迎えたら、その中でどの順位に位置しているのかを犬自身に自覚させる事が大事です。

自分(犬)と同等…もしくは下位の者には従いません。

もしも、家族の中で自分よりも下位と見なされてしまうと、その人の言うことは全く聞き入れなくなってしまいます。

キチンと躾をする為には、家族全員の中で、犬が最下位である事をキッチリ理解させる事が肝要で、「可愛いから、人間と何でも同一にしてあげたい・・・」と考える気持ちは分かりますが、大きな間違いです。

犬は主従関係の中で生きていく動物ですから、順列/順位をキチンと教えてあげた方が幸せなのです。


その為には、家族全員が犬にとって信頼できる存在にならなければいけません。

常にお父さんやお母さんだけが躾するのではなく、時には子供達も参加させるようにして、家族の中の誰に命令/指示されても、チャンと従える様にしておく事が大事です。



また…欲しがる物を何でもすぐに与えたり、散歩時、自由に先を歩かせたりしていると、犬はその家族より自分の方が優位だと勘違いしますから、我が儘を聞き入れる事なく、毅然とした態度で接する様にしましょう。







※私事(持論)※
自分も、出先などで飼い犬が飼い主より先を歩く形で散歩させている光景をよく目にしますが、自分としては、飼い犬との散歩こそ、躾の基本的要素の中で最も簡単に「順位教育」できる方法で、その光景を見るだけで、そのご家庭での、飼い犬と飼い主やご家族の順位・順列が容易に想像できるバロメーター的なものだと想ってます。



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