叱る時は、「愛犬の名前」を呼ばない。

2010年10月03日

 蒼天 at 21:05 | Comments(0)
叱る時は、なるべく名前は呼ばない様にしましょう。

「名前を呼ばれると、良い事が無い」と学習してしまうからです。

名前を呼ぶのは、叱る時ではなく、フードを与える前や散歩に行く時…遊ぶ時など、愛犬にとって[良い事]がある時だけにすると、犬は名前を呼ばれると嬉しい事がある・・・・と学習し、喜んで飼い主についてくる様になります。


反対に、「コラ!! 〇〇ちゃん、ダメじゃない」などと名前を呼んで叱ると、「自分の名前を呼ばれると、嫌な事がある」と解釈してしまうことになり、いくら呼んでも寄ってこなくなるでしょう。


注意したいのが[お漏らし]をした時で、ついカッとなって怒鳴りがちですが、大声をあげて叱っても効果はありません。

また、それをその場で叱ってはいけません。

排泄時に叱られると、排泄は良くない事だと思い込んでしまう事があるからで、結果的には、飼い主から離れた場所で排泄したり、ウンチが目につかない様に食べてしまったり(→食糞)するようになります。

せっかくトイレの躾をしても、それが守れなくなってしまうわけです。




叱る時は、「ダメ!!」と短い言葉でハッキリ伝えるのが効果的ですが、同時に、愛犬が少々嫌がる事をする方法もあります。

たとえば・・・・。
◇水で薄めた酢を犬の顔の前でスプレーする。

◇水鉄砲で水をかける。

…等です。


丸めた雑誌で勢いよく床を叩いて、大きな音を出す。・・・なんて方法もあります。

この時、愛犬と目を合わせないのがコツで、「こんな事をすると、飼い主がダメと言って嫌な事が起こる」と覚えさせる訓練にもなります。

これを繰り返すと、「ダメ!!」と言われただけで、すぐに行為をやめる様になります。



ちなみに…。
失敗や問題行動を起こした罰として、散歩に連れていくのをやめ、フードの[お預け]をする人もいる様です・・・・が、このようなお仕置きでは間接的すぎて、犬は「なぜ散歩に連れていってもらえないのか??」「なぜ、食事がもらえないのか??」わかりません。


全く効果がないのです。




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