[目・関連] その5

2010年09月08日

 蒼天 at 21:00 | Comments(0)
◇犬には、見えにくい色がある!?



長い間、「犬は色が分からず、ほとんど白黒で見えている」と信じられてきました。

ところが…最新の研究で、これは間違いであり、実際には、色をある程度認識している事が分かってきました。


犬は人間とは違った色の見え方をしています。

ボール遊びをしている時、赤いボールを見失う事がありますが、それは赤い色が、犬には見えにくい…判別できていないせいです。


哺乳類の(動物の)目には、色を感じる為の[錐体(すいたい)細胞]がありますが、その細胞の数が人間と犬では異なっています。

人間は三種類の錐体細胞があって、それぞれが赤・青・緑を感知します。→いわゆる「光の三原色」で、目に光が入ってくると、人間は光の刺激でほぼ全ての色を認識する事ができるのです…が犬の場合は、この錐体細胞が二種類しかなく、白黒の世界ではありませんが、二原色で世の中を見ている為、人間に比べると認識できる色の数は必然的に少なくなります。

中でも赤は犬にとって見にくい色で、特によく晴れた屋外で赤は見分けづらく、ボール遊びをしていても、赤いボールを時々見失う事があります。

ボール遊びそのものは、犬の大好きな遊びで、遠くまで投げたボールを追いかけて拾って来るのは運動にもなりますが、犬は赤い色が見えにくいので、せっかく追いかけていってもボールを見つけられず、あまり面白くないかもしれません。


ボール遊びをする時は、青や黄色…白などの色がいいでしょう。

フリスビーも、赤い色は避けた方が賢明です。



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