[耳関連] その1

2010年08月31日

 蒼天 at 21:20 | Comments(0)
垂れ耳の犬は、耳の付け根の動きを見てみよう。



犬は心理状態によって、姿勢や尻尾の動きだけでなく、顔の表情も変わってきます。

表情を読み取る際のポイントは、実は[耳の動き]にあるんです。


よく観察すると、犬は耳をよく動かしています。

ピンと立てたり…傾けたり、自在に動かしている様に見えます。

「耳介筋(じかいきん)」という筋肉の働きがいい為、動かす事ができるんです。


本来、人間もこの耳介筋を使って耳を動かす事ができたのですが、今では、この筋肉は殆ど退化してしまいました。

「日常生活では耳を動かす必要が無いために忘れてしまっただけ」という説もありますが…。


犬に限らず、哺乳類は耳介筋がよく発達しています。
犬や猫の耳を見ていると、よく動くのが分かるでしょう。

ただし、耳が立っている犬と垂れ耳の犬が居るので、犬種によっては、その意味が分かりづらい事もあります。



(例)
レトリバーやビーグル等の垂れ耳の犬種の場合。
→動きが小さい為、その気持ちを読み取るのが難しいかもしれません。

しかし、よく観察してみると、僅かに耳を動かしている(付け根辺り)のが分かります。

耳がピクッと動いて、いつもより力が入っている等、小さな動きを観察します。


顔の表情や体全体の動きにも注目して、どんな気持ちなのかを察知しましょう。

その為にも、日頃から気をつけて耳の動き方の特徴を知っておくといいですね。



野生の犬は、元々仔犬の時には耳が垂れていました。

成長するにしたがって、耳が立ち上がっていきます。

ところが、垂れ耳の犬の方が「ペットとしての人気が高い→耳が垂れる様に交配されてきた」んです。

垂れた耳は、ビーグル等の[狩猟犬種]に多く見られる特徴でもあります。

獲物を追いかけて、薮の中を走る時など、耳の中をガードする為には、耳が垂れていた方が好都合だったんだ…といわれています。



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